一汁三菜 / 一汁三菜 二十四節気
立冬の膳 11月8日
一汁三菜と二十四節気の説明
立冬(りっとう)・・・ここから立春の前日までが冬。北国は山地では初雪が降りだす頃
暦の上ではもう冬です。早いものですね。今回のメインはサバの味噌煮です。なんとなく冬になると焼魚より煮魚が食べたくなってきます。脂ののったサバ煮だけでもご飯が何杯も食べれそうですね。今回もご飯が進むメニューをご紹介します
全て4人前です
立冬の膳 11月8日 品目
-
サバ味噌煮
サバ 4切れ
合わせ味噌 100g(白味噌8:赤味噌2)
A
酒 500cc
出汁 500cc (白つぐの基本参照)
砂糖 大さじ4
醤油 小さじ4
絹ごし豆腐 4切れ
白ネギ 2本
針しょうが 適量
しょうがスライス 6切れ1.サバを沸騰手前の湯(約80℃)に穴あきお玉でくぐらせ、すぐに氷水で冷やし、タオルで水分を取ります
2.鍋にサバ・A・しょうがスライスを入れ、落し蓋をして火にかけます。沸騰して5分経ったら砂糖を入れます。ボールで合わせ味噌を作っておきます
3.3分経ったら醤油を入れ、煮詰めます。地が半分程になったら白ねぎの白い部分をいれます。
4.ねぎに火が通ったら、ボールに入れた合わせ味噌にサバの地を入れ味噌を溶かします、溶けたら鍋に入れます
5.ある程度煮詰まったら豆腐・白ねぎの青い部分を入れ、トロッとした濃度まで煮詰め、できたら器に盛り針しょうがをのせて完成
ポイント
合わせ味噌は白みそのみでもよいですが、赤みそが入るとより美味しくなります
1はサバの臭み取りの為、お湯にくぐらせます。この一手間が美味しさの秘密です -
いくらの醤油漬け
筋子 半腹
A
水 250cc
酒 250cc
濃口醤油 50cc作り方は(いくら寿司参照)
1.器に大葉を敷き、いくらをのせて完成 -
なめこおろし
1.なめこの石突きをとり、沸騰したお湯で湯がきます(もう一度お湯が沸騰するまで)
2.なめこにヒタヒタの出汁をはり沸かす。沸いたら冷まします
3.器に大根を盛り、なめこを入れ柑橘をのせて完成
ポイント
お好みで醤油をかけてお召し上がりください -
松茸の吸い物
1.玉子豆腐の材料を全て混ぜてこし、流し缶に入れて蒸します(中火で10〜15分間)冷めたらセルクル(型抜き)で丸に抜きます
2.松茸の胴をキッチンペーパーで拭き、石突きを包丁で切り、5mmにスライスします
3.吸い地に松茸を入れ火を通します。器に玉子豆腐・上に松茸・つる菜(湯がいておく)、松葉ゆずをのせ松茸を炊いた地をはり、完成
ポイント
もちろん松茸以外のきのこでもOKです -
むかごご飯
むかご 100g
米 3合
三つ葉(軸)適量
昆布 5g1.むかごを半分に切り、素揚げします(アク抜きの為)
2.いつもの水量に0.8%の塩(約5g)・昆布・むかごを入れ米を炊きます
3.器に盛り、三つ葉をのせて完成 -
次回の予告
次回は小雪の膳 11月23日です
福岡もいよいよグッと気温が下がり、日中でも肌寒い日が増えました。次回は体が温まる料理のご紹介です。いよいよ冬到来!!次回もお楽しみに。
今回は去りゆく秋を惜しみ「2015年秋と言えば・・・」のお題です
M田君「かぶら・・・」
H口君「新米!!」
Y田君「もみじ」
Rさん 「芸術」