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一汁三菜 /

秋分の膳 9月23日

秋分の膳 全体(大) 秋分の膳単(大)

一汁三菜と二十四節気の説明


秋分(しゅうぶん)・・・昼と夜の長さがほぼ同じになる日。暑さ寒さも彼岸までと言われるように季節の変わり目を感じられる時期


今回はお彼岸と合わせて中秋の名月(9月27日)も近いので、ご家族やお友達とのお集まりごとに良さそうな献立にしてみました。一つ一つはシンプルな和の料理ですが、盛り付けの工夫次第で華やかで楽しい一皿となりますね。
楽しい行事のお食事に是非参考にされてください。

全て4人前です

秋分の膳 9月23日 品目

  • いくら寿し

    いくら寿し
    いくらの醤油づけ 半腹分
    すし飯      4貫分(白つぐの基本参照)
    海苔       4貫分
    1.いくらの醤油づけを作ります
    2.海苔を適当な大きさに切り、すし飯を包んで上からいくらをのせて、完成


    (いくらの醤油づけの作り方)

    筋子 半腹

    A
    水 250cc
    酒 250cc
    濃口醤油 50cc


    1.約50℃の塩水を準備し、筋子を優しくほぐします
    すじこ1
    すじこ2
    すじこ3


    2.ザルにあげ、塩を振って約15分間おきます(更に水分を抜いていきます)
    すじこ5


    15分後のいくら
    すじこ6


    3.容器に移し、A(一度沸騰させてを冷ましたもの)を入れ3時間以上おけば完成
    すじこ7
    すじこ8
    すじこ9


    ポイント
    筋子を洗う時の塩水の温度が重要です。低すぎてはいくらが取れにくく、高すぎてはいくらに火が入ってしまします(45℃くらいだと、いくらが少し白くなりますが、塩を振り水分抜きをすれば鮮やかなオレンジにかわりますのでご安心を)
  • 牛グリル

    牛グリル
    イチボ 100g
    カイワレ 適量
    1.イチボに塩・胡椒を振り、焼きます
    2.食べやすい大きさに切り、カイワレを添えて完成


    (イチボの焼き方)

    1.冷蔵庫から出して室温に戻し、塩胡椒を振る
    いちぼ1


    2.イチボの表面を均等に焼き(目安約30秒×5セット)、1セット毎にホイルに包んで休ませます
    イチボ2
    いちぼ3


    3.芯温を55℃にして、2〜3分休ませて完成
    いちぼ4


    ポイント
    この焼き方はかなり赤み残る焼き方です。休ませることによって肉汁が肉の中に留まります。
  • とうもろこしの天ぷら

    とうもろこしの天ぷら
    とうもろこし 1/2本
    1.とうもろこしをラップして蒸しかんで、蒸します(約20分間)
    2.カットして、天ぷらにして完成(白つぐの基本参照)
  • 小ナスの田楽

    小ナスの田楽
    小ナス 2個
    練り味噌 適量 ズッキーニの田楽参照
    ケシの実 適量
    1.小ナスの下手の部分を切り、真ん中から縦に半分に切ります
    2.1を素揚げし、練り味噌を塗ってから180℃のオーブンに5分間入れます
    3.味噌の上にケシのみを散らして、完成
  • 蓮根煮

    蓮根煮
    蓮根 
    酢 小さじ1

    A
    出汁 500cc(白つぐの基本参照)
    砂糖 大さじ2
    醤油 大さじ2
    1.蓮根を1センチの輪切りにし、皮をむいて面取りします
    2.小さじ1の酢を入れたお湯で湯がき(約10分間 竹串をさしてスッと通る位)、ザルに上げます
    3.2をAに入れて炊き(約10分間)、冷まして半分に切って完成
  • 味玉子

    味玉子
    卵 2個

    A
    出汁 200cc(白つぐの基本参照)
    醤油 50cc
    みりん 50cc
    1.半熟卵を作ります。鍋に水を入れてから火にかけ、沸騰して5分経ったら氷水に落とします。殻を流水に当てながらむきます
    2.卵を保存袋に入れ、Aを入れ12時間浸けます
    3.横に半分に切って、完成
  • 栗の甘露煮

    栗の甘露煮
    栗 4個
    くちなしの実 2個

    A
    グラニュー糖 300g
    水 900cc
    1.栗の皮をむき、水にさらします
    2.1ℓの水にサラシでクチナシ(中を割った)を包み、煮出します。色が出たらくちなしをとります
    (サラシにクチナシを包む)
    栗炊き1
    栗炊き2
    栗炊き3

    (包んでから中を割る)
    栗炊き4

    (煮出す)
    栗炊き5

    3.くちなしで色付けした湯で、沸騰しないように気をつけながら栗が柔らかくなるまで火を通します(約3時間)
    栗炊き6

    4.火が通って常温になったら、水でさらします。栗を水から上げて水気を切ります
    5.Aに栗を入れ、ぽこぽこと泡が出るぐらいの火で30分間炊きます
    6.5から上げて、バーナーで焦げ目をつけて完成

    ポイント
    1はより鮮やかな黄色にする為に、クチナシで着色してます。お好みでどうぞ
  • いなり寿司

    いなり寿司
    薄揚げ 2枚
    すし飯 4個分(白つぐの基本参照)


    A
    出汁 500cc(白つぐの基本参照)
    醤油 大さじ3
    砂糖 大さじ4
    みりん 大さじ4
    1.薄揚げを沸騰したお湯に入れ、水気を切ります(油抜き)
    2.温めたAの中に、1を入れ10分間程中火で煮込みます
    3.すし飯を薄揚げに入る程度に俵型に成型します
    4.薄揚げを真ん中から切り、長方形を作り、シャリを詰めて形を整え完成

    ポイント
    いなり寿司4個は約0.5合です。これを目安に量を調整してください
  • 三色おはぎ

    三色おはぎ
    粒あん 100g
    もち米 100g
    きな粉 適量
    黒ごま 適量
    1.炊いたもち米を粒あんで包めばおはぎ、きなこ・ごまはその上からまぶせば完成


    (もち米の炊き方)
    1.もち米を半日水に浸します
    もち米1


    2.もち米を水から上げ、サラシに広げて蒸しかんで(中火)50分間蒸します
    もち米2
    もち米4


    3.2をボールに移しヒタヒタになるまでお湯を注ぎ、ラップをかけます。5分後、更に10分間蒸します
    もち米7
    もち米10
    もち米11


    4.サラシの端を使ってもち米を7割潰して、完成
    もち米12
    もち米13

    ポイント
    2〜3は穴のあいたバットがなければ、サラシだけでよいです(穴がないと水が溜まってべちゃべちゃの原因です)
    3でお湯に浸けた5分後はもち米がお湯を吸って、水気がなくなってます
  • 次回の予告

    次回の予告
    次回は寒露の膳 10月8日です
    更に秋の食材をふんだんにつかった献立となっています。秋はやっぱりいいですねー

    写真>秋晴れの某日。まかないを食べる白つぐです。大将がそばを打ってくれました。なめこそばです

    秋
    秋分4
    秋の予告5
    秋予告4
    秋6