一汁三菜 / 一汁三菜 二十四節気
白露の膳 9月8日
一汁三菜と二十四節気の説明
白露(はくろ)・・・本格的に秋到来。日中は暑さも残るが、朝夕肌寒くなってくる頃。草木に朝露が宿り始める時期
いよいよ9月になりました。秋の味覚が次々に顔を出し始める頃です。今回の献立は栗やなめこで秋らしさを、初のお肉料理でボリュームを出しました。おふくろの味の代表格「肉じゃが」です。定番の家庭料理も違うレシピで作ってみると、また新たな発見があるかもしれませんね。毎年楽しみな食欲の秋。今年のみのりをありがたくいただきましょう
全て4人前です
白露の膳 9月8日 品目
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いわしの生姜煮
イワシ 8本
白髪ネギ適量
A
生姜 25g
酒 740cc
砂糖 大さじ1
醤油 大さじ21.いわしの頭を切ります
2.圧力鍋にAとイワシを入れ、沸騰して5分経ったら火を止めます
3.器にイワシ・白髪ねぎを上にのせ、完成 -
肉じゃが
1.じゃがいも・人参・玉ねぎの皮を剥き、適当な大きさに切ります
2.じゃがいも・人参・玉ねぎ・出汁を鍋に入れ火にかけます。モロッコインゲンは湯がいて、氷水に上げ食べやすい大きさに切ります
3.沸騰したら牛肉を入れ、アクをとります。落し蓋をして、じゃがいもに8割程度まで火を通します(目安約10分間)
4.時間になったら砂糖を入れ約3分間煮て、醤油を入れ煮詰めます
5.煮詰まったら火を止め、ごま油を入れます。器に盛り、上からモロッコインゲンを飾り、完成 -
しらす大根
大根おろし 適量
しらす 適量1.大根おろしを器に盛り、上からしらすを散らして完成
ポイント
味付けはしませんので、お好きなようにお召し上がりください。柑橘を絞るのがオススメです
大根おろしの味の違いは
1.大根の部分(葉の部分と先の方では後者の方が10倍程辛い)
2.おろすスピード(ゆっくりの方が細胞を破壊しにくい)
3.おろし方(丸を描く方が細胞を破壊しにくい)
(甘くてふわっとした大根おろし)
1.葉に近い部分を使用
2.ゆっくり
3.丸を描くように
(辛味の効いた大根おろし)
1.先の部分
2.手早く
3.まっすぐ力強く -
なめこの味噌汁
1.なめこの石突きをとり、さっと湯がきます
2.味噌汁を作り、湯がいたなめこを入れて完成
ポイント
なめこは香りが強いので先に湯がいてから味噌汁に入れたほうが程よいです。また見た目が綺麗に仕上がります -
栗ご飯
栗 大300g 小500g(写真は大を使用)
米 3合
昆布 5g1.下処理の終わった栗を4等分にして、水にさらします
2.いつも通り米を準備し、水に0.8%の塩(約小さじ1)・栗・昆布を入れ炊きます
3.炊き上がったら器に盛り、黒ごまを散らして完成
(栗の下処理)
1.底の丸い部分を切る
2.鬼皮をスプーンではぐ
3.平面部分の渋皮を包丁で取る
4.その他の部分をむいて、完成
ポイント
白つぐでは様々な料理で使用するので生でむきますが、茹でてむいていただいても問題ないです -
次回の予告
次回は秋分の膳9月23日です
お彼岸ですね。合わせて中秋の名月(9月27日)も近いので、お月見の会をイメージした大皿料理を予定してます。
乞うご期待!!
(撮影準備の白つぐの様子)