一汁三菜 / 一汁三菜 二十四節気
立夏の膳 5月5日
一汁三菜と二十四節気の説明
立夏(りっか)・・・新緑の季節。日差しが強くなり始め夏の始まりを感じさせるが、気温・湿度が快適な時期。
5月になりました。やっと重たいジャケットを脱いで身軽な季節になりました。今回の献立は全て「新」。全ていつも見かけるお馴染みの食材ですが、その食材たちも本来は旬があります。出始めのフレッシュな食材で心も体もリフレッシュしたいですね
全て4人前です
立夏の膳 5月5日 品目
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新ごぼうと牛肉煮
1.ごぼうは洗って5センチの長さの笹がきにします。こんにゃくは塩もみして10分おいて、水で5分茹でます。茹で上がったらスプーンで一口サイズに切ります(包丁で乱切りでも可)
2.鍋に1を入れ、出汁と一緒に強火で煮ます。沸騰したら牛肉を入れ悪を取ります
3.砂糖・醤油で味付けして中火で一煮立ちしたら火を止め、器に盛って刻みネギ・粉山椒をふって完成 -
新かんしょのレモン煮
新かんしょ 250g
皮をむいたレモン 30g
くちなしの実 1ケ
砂糖 60g1.新かんしょを1.5㎝幅の輪切りにし、クチナシで色付けをします。(やり方は秋分の膳「栗の甘露煮」参照。今回は水700cc クチナシの実1ケでちょうど良いです)
2.1の鍋にかんしょを入れ弱火で煮ます。(目安 竹串がすっと通るくらいまで)火が通ったら水にさらし、水気を切ります
3.水400ccに皮をむいてスライスにしたレモンを入れ、砂糖を煮溶かし、冷まします
4.粗熱がとれた3に2を入れ、弱火で煮ます(目安 約10分)
5.冷やして器に盛り、黒ごま・千切りにしたレモンの皮を飾り、完成 -
新もずく酢
新もずく 適量
土佐酢 適量(白つぐの基本参照)1.新もずくをたっぷりの沸騰したお湯で湯通しし、氷水に移して冷やします
2.1をザルに上げ、1時間くらい水気を切ります
3.もずくがヒタヒタになる位に土佐酢につけます(目安3時間)(仮漬け)
4.ザルに上げ、30分間水気を切り、もう一度3をします(目安3時間以上)
5.時間になったら器に盛り、針生姜をのせて完成 -
新キャベツの浅漬け
新キャベツ 100g
塩 約1g
A
輪切りの鷹の爪 お好みで
刻み昆布 お好みで
濃口醤油 お好みで
塩 お好みで1.新キャベツの葉を1枚ずつはがし、茹でます(お好みの食感になるまで)
2.1を氷水で冷やし、7〜8mm幅に切って絞ります
3.新キャベツに塩(キャベツに対して1%)をよく揉み込み、20分間置いて絞ります(下味と脱水)
4.Aで好みの味に整え、半日寝かせて、完成 -
新たまねぎの味噌汁
1.新玉ねぎの皮をむき、12等分のくし切りにします
2.出汁で1を柔らかくなるまで煮ます(約5分間)
3.火を止め味噌を溶き、お椀に注いて刻みネギを散らして、完成 -
甘鯛ご飯
1.甘鯛の頭を半分に割って塩焼きにします(身でも大丈夫です)
2.いつものようにご飯を炊く準備をし、水の代わりにAと1を入れて炊きます
3.炊き上がったら木の芽を叩き香りを出してまんべんなくまぶし、甘鯛の身をほぐしてご飯に混ぜ、完成
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次回の予告
次回はいよいよ24節気シリースの最終回、小満の膳 5月20日。
最後の最後は何がでるのか?乞うご期待です!!
写真は久しぶりのまかない風景。お!顔ぶれがかわっているぞ!!ということで詳しいご紹介はまた今度。
黙々と食べる。食べる。食べる。の巻です。