一汁三菜 / 一汁三菜 二十四節気
啓蟄の膳 3月5日
一汁三菜と二十四節気の説明
啓蟄(けいちつ)・・・冬眠していた虫たちが春の訪れを感じ、穴から出てくると言われる頃。寒さが少しずつやわらいぎ、春雷が見られる時期
天気のいい日はついつい薄着で出かけたくなるような春の日差しが見られるようになってきました。暖かい春が待ちどうしいですね。今回は季節の食材がぐっと増え、作りながら・食べながらまだ少し遠くにいる春に思いを馳せていただけそうです。まずは食卓から春を感じてください。
全て4人前です
啓蟄の膳 3月5日 品目
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春野菜とあさりの玉子とじ
1.あさりを洗って鍋に移し、出汁を入れます。火をつけてあさりが全て開いたら氷水で冷やし、あさりの身を全て外します
2.1のあさりの茹で汁に塩と醤油で味を整え、小鍋に1人前の茹で汁・あさりを3個・半分に切ったつぼみな2個・つくし4本・空豆3個を入れ、火にかけ沸騰したら、軽くといた卵をまわし入れ、お好みの柔らかさで火を止め、上から木の芽・山椒を振って完成
ポイント
2の味付けはあさりの状態で塩気がかわりますので、味見をしながらお好みで調整してください -
豚の角煮
豚バラブロック 600g前後
白ねぎ 1本
生姜 1片
八角 2個
出汁 豚バラが浸るくらい(白つぐの基本参照)
豚バラを炊いた出汁 1リットル
ざらめ 75g
醤油 大さじ10
砂糖25g
菜の花のお浸し8本(小松菜のお浸し参照)
ゆで卵 2個1.豚バラを紐で縛ります
2.豚バラを無頼パンで焼き、焼き色を付けます
3.鍋に豚バラ・白ねぎ・生姜・八角・出汁をいれ煮ます(約1時間)
4.豚バラに火が通ったらAに豚バラを入れ煮ます。汁が半分ほどになったら、火から下ろします。そこに殻をむいたゆで卵を入れ、一緒に冷やします(約 時間)
5.卵を取り出し半分に切り、豚バラを切り温めます。残った汁に水溶き片栗粉を入れとろみをつけ、器に豚バラ・菜の花・卵をのせ辛子を添えて完成 -
春菊と椎茸の白酢和え
1.椎茸を焼いてスライスし、春菊のお浸しに一緒に漬けます(約1時間)
2.Aを混ぜて、網でこします
3.春菊と椎茸の水気を絞り2と和えて、器に盛り完成 -
新玉ねぎのすり流し
1.玉ねぎの皮をむき、スライスします
2.鍋に玉ねぎと出汁を入れ、15分程煮ます
3.フードプロセッサーに2を入れて混ぜ、網でこします
4.3を鍋で温めて、塩と醤油で味を整え器に注ぎ、ねぎを散らして完成 -
グリンピースの炊き込みごはん
米 3合
むいたグリンピース 120g
昆布 1片
塩 小さじ11.米をいつものように準備し、グリンピース・昆布・塩を入れ炊いて完成 -
次回の予告
次回は春分の膳 3月20日です。
いよいよ桜の開花も間近になってきました。ウキウキワクワクの季節がやってきましたね。次回も楽しいお料理ご紹介します。お楽しみに!
今回の写真は直方からやってきた木蓮の花です。毎年恒例になってまいりました。
スタッフRちゃん、木蓮を前に物思いに耽っています
大将登場!何やら説明しているかと思ったら、誰が選んだ蕾が一番に咲くか大会!ということで
大将の蕾 名前 しょうた
Rちゃんの蕾 名前 ミッシェル
私の蕾 名前 時子
さて、誰が一番に咲いたかの続きはお店で