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一汁三菜 /

雨水の膳 2月19日

雨水全体

一汁三菜と二十四節気の説明

雨水(うすい)・・・雪から雨に変わり、氷がとけて水になる頃ということから雨水という。春一番が吹く頃


気温の変化が目まぐるしい冬ですね。40年ぶりの大雪とコートのいらない春の陽気。なんだか季節がわからなくなってしまいます。ですが、暦の上では春をぐっとかんじる時期になってきました。今回の献立は博多の定番がめ煮登場です!季節を感じさせない料理ですが、根菜類を多用しますので今の時期が一番美味しいかもしれません。ぜひお試しください!


全て4人前です

雨水の膳 2月19日 品目

  • がめ煮

    がめ煮
    里芋 2個
    椎茸 4個
    人参 1本
    ごぼう 1本
    蓮根 1節
    こんにゃく 1枚
    鶏もも肉 1枚
    酒と出汁(1:1) ヒタヒタになるまで
    砂糖 大さじ5
    醤油 大さじ4
    ごま油 適量
    茹でインゲン 適量
    1.全ての野菜と肉を一口大に切り、鍋に材料を入れ、酒と出汁(1:1)の割合でヒタヒタになるまで入れ炊いていく
    2.野菜に火がとおり始めたら(約8分間)、砂糖・醤油を入れ、煮詰めていきます。十分に煮詰まったら、ごま油を一回しかけ、器にもり、茹でインゲンを飾り完成
  • スズキの塩焼き 醤油麹添え

    スズキの塩焼き 醤油麹添え
    スズキ 4切れ

    A
    塩麹 20g(市販のもので代用可)
    大根おろし 50g
    醤油 小さじ2
    みりん 小さじ2

    刻みねぎ 適量
    1.スズキに薄く塩をして、塩焼きにします
    2.器に盛り、よくまぜたAを添え刻みねぎを散らして完成
  • 菊花かぶ

    菊花かぶ
    かぶ(中) 4個
    唐辛子 1個
    甘酢 ヒタヒタになるくらい(白つぐの基本参照)
    1.カブの皮をむき、カブを切ります
    2.2%の塩水を作り、カブを浸けます(約1時間)。カブを塩水から上げて、水気を切り、甘酢に種を取った唐辛子と一緒に浸けます(約半日)

    3.カブを3つに切り、唐辛子を千切りにして器に盛って完成

    (菊花の作り方)

    1.カブの皮を剥きます
    かぶ1


    2.横半分に切ります
    かぶ2

    かぶ3


    3.下5mm残して切り目を入れ、反対向きも同じ間隔で切り込みを入れます
    かぶ4
    かぶ5


    4.切り込みを入れた方の逆から2㎝×2㎝で切ります
    かぶ6
    かぶ7
    かぶ8


    5.塩水に10分程浸し、しんなりしたら完成
    かぶ12
  • ホタテと海老の吸い物

    ホタテと海老の吸い物
    ホタテの貝柱 4個
    車海老 4匹
    菜の花のお浸し 1束分(小松菜のお浸し参照)
    吸い地 600cc
    松葉柚子 適量
    1.ホタテの貝柱は一度熱湯にくぐらせ、氷水にさらします。海老は頭を取り、塩茹でにします。氷水にさらし、殻を剥きます。菜の花のお浸しは3㎝程度の長さに揃えて切ります

    2.ホタテ・海老・菜の花を蒸しかんで温めて、温めた吸い地をはり、上に松葉柚子をのせて完成
  • 鯛めし

    鯛めし
    鯛の切り身 4切れ
    米 3合

    A
    酒 70cc
    出汁 550cc
    塩 小さじ1
    醤油 小さじ1
    1.鯛の切り身に塩をして塩焼きにします
    2.いつも通りに米を炊き、水の代わりにAを入れ、1の鯛をのせます
    3.炊けたら身をほぐし、器に盛り、みじん切りにした木の芽を散らして完成
  • 次回の予告

    次回の予告
    次回は啓蟄の膳 3月5日です。

    冬から春へ、梅の花が可愛く咲いてますね。次回も栄養たっぷりで春の訪れを感じるような美味しい献立ご紹介します。


    福岡県小郡市にあるさとう別荘さんに伺った時の写真です。素敵な日本家屋で写真撮りまくり!鴨猟解禁日の最後の日だったそうで、色んな部位を色んな食べ方で満喫しました。生肉もとろっとした食感が美味しかったー!雪の散らつく寒い日でしたが、心も体もあったかくなりました!

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