一汁三菜 / 一汁三菜 伝統食材
切干し大根
切干し大根または西日本では千切り大根と呼ばれ、いつから食されるようになったのかの詳細は不明ですが日本に大根自体が伝来したのは、稲作文化の伝来と同時期とされています。
大根の栽培が盛んになったのは江戸時代になってからで、品種改良も進み漬物や切干にしての保存などが盛んになりました。江戸時代には、大根の栽培は飢饉対策としても奨励されていました。
江戸時代の代表的切干大根の産地は、尾張(現在の愛知県)でした。明治以降では、原料の青首大根が宮崎県にも伝わり、同時に切干大根の技術も伝わりました。現在では宮崎県が切干大根の最大の生産地となり全国の9割を生産しています。
干すことによって甘みと栄養素が増し、生の大根にはない栄養素も含まれたりとまさに一石二鳥な食品。これを白つぐ流にアレンジをしてみました。どうぞお楽しみください!
全て4人前です
切干し大根 品目
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切干し大根とセロリのポン酢和え
水戻しの切干大根 50g
セロリ 40g
ポン酢 適量
ごま 少々1.切干し大根を水に浸して戻します(浸す→絞る→新しい水に浸すを1時間で3回ほど繰り返します)
2.セロリの皮をむいて、縦にスライスして千切りにします
3.1と2をポン酢で和え、切りごまを全体にまぶして器に盛り付けて完成
ポイント
1の作業は面倒ですが、やる程に臭みが取れます -
切干し大根の肉巻き
4本分
牛肩スライス 8枚(約160g)
水戻しの切干し大根 120g
大葉 8枚
酒 肉が浸るまで
A
砂糖 30g
醤油 30cc1.牛肉2枚を横に広げて並べます。その上に大葉を2枚並べて切干し大根をのせて巻きます
2.フライパンで1を焼いて全体に焼き目をつけたら鍋に移し、ひたひたになるまで酒を入れて炊きます
3.2にAを入れ、汁気がなくなるまで煮詰めます。出来上がったら食べやすい大きさに切り、器に盛って、針生姜を上にのせて完成 -
切干し大根茶碗蒸し
1.卵と出汁をよく混ぜ、ざるで漉します
2.器に炊いた切干し大根を入れ(煮汁は切らずに)、器に合わせて1を注ぎ、三つ葉の軸を散らします
3.中火の蒸しかんで蒸して完成(目安10分間)
ポイント
味付けをした切干し大根を使用することを前提としたレシピです -
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ハッシュタグ #石堂橋白つぐ切干し大根
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