一汁三菜 / 一汁三菜 伝統食材
新生姜
なかなか雨の降らない空梅雨の福岡。
日差しも強くもう夏がやってきたように感じるくらいです。
やはり梅雨は梅雨らしく雨が降った方がなんとなくしっくりくるような気がするのですが、こればっかりはしょうがないということで今回は新生姜を選びました。
生姜は古くは医薬品として使われることが多く、調味料として使われ出したのはだいぶん後のようです。神聖な行事に使われることもあるように、独特の風味と効能で世界各国で親しまれている生姜。和食でも目にしない日はない必須食品です。そんな生姜をこの時期しか味わえない新生姜を使ってご紹介していきます。
新生姜とは・・・種生姜から出た新しい根。6月頃に収穫される赤い茎の部分がついたもの
全て4人前です
新生姜 品目
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小アジと夏野菜と新生姜の和え物
小アジ 1尾
新生姜 100g
ミニトマト 6ケ
オクラ 5本
きゅうり 1本
甘酢 生姜が浸る程度(白つぐの基本参照)
酢 アジが浸る程度
昆布(アジの片身が隠れる程度)2枚
ごま 適量
ねぎ 適量1.オクラはヘタを取り除き茹で、乱切りにして竹串でつついて種をとります。きゅうりは縦半分に切って種を取り、2㎝程の乱切りにします
2.ミニトマトは湯むきして、半分に切ります
3.ガリを作ります。新生姜を薄くスライスして茹で、ザルにあげて軽く振り塩して置きます。冷めたら甘酢に漬け込みます
4.小アジを昆布締めにします。まず三枚におろし、腹骨・中骨を全部取り除きます。振り塩をして30分置き、出てきた水分を拭いたら、酢に30秒つけます。水気を再び取り、昆布を貼り付けて2時間置きます
5.完成した4を1㎝幅に切り、1〜4をボウルに入れ好みの量のガリを入れ和え、器に盛り全体にごまをふり、3㎝長さに切ってネギを天盛りにして完成 -
とうもろこしと新生姜の冷製すり流し
1.とうもろこしを20分茹で、実をむいてとり、フードプロセッサーにかけます
2.1に出汁を入れ、ペースト状にします
3.新生姜は薄くスライスして、流水にさらす→水から茹でる×3繰り返します
4.3をフードプロセッサーにかけペースト状にし2と混ぜ合わせ、裏ごしします
5.塩で味付けし、よく冷やして器にはって完成
ポイント
3は生姜の風味だけ残し、無駄な辛味を落とします。辛いのが苦手な方は回数を増やし、お好きな方は少なくてよいです -
新生姜の豚肉巻きフライ
豚ロース(薄めのとんかつ用) 4枚
新生姜 80g
塩 少々
胡椒 少々1.豚肉に塩・胡椒で下味をつけます
2.新生姜を洗って5mm角の四角柱に切り、1で巻いていきます(1枚につき5〜6本)
3.小麦粉をまぶして、卵につけ、パン粉をつけ、170度の油で4分間程度揚げて完成
ポイント
新生姜が生なのでしっかり揚げて、火を通した方が美味しいです -
料理写真、感想大募集!!
6月に入り御供所町も少しずつ山笠の行事が増えてきました。いよいよ夏が近づいてきてますね。生姜のすっきりとした味でジメジメ季節を乗り切りたいものです
今回もお作り頂いた写真・感想をInstagram(インスタグラム)にて公開大募集です!!
ハッシュタグ #石堂橋白つぐ新生姜
ご紹介した料理はもちろん、生姜を使った別のレシピのご紹介でもOK!!
プロをもあっと言わせる新レシピお待ちしております!
*上記の条件で公開していただいた方で石堂橋白つぐでお食事をされたお客様に限り、心ばかりのプレゼントをご準備しております!
ご予約時、ご来店時にスタッフにお声がけください。
写真>友達がサンドイッチの発表会をしてくれました。料理人が3人も集まればたくさんの情報とたくさんの意見が出て、ジャンル問わず美味しいものが次々でてきます。生姜のように刺激的な夜でした。